【イベント】 発展途上国の医療についてもっと学ぼう!

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【日程】
3月2日(水) 19時~20時
3月2日(水)に「発展途上国の医療についてもっと学ぼう」を開催しました!
今回プレゼンテーターとして登壇してくれた方は以下の方です。
 
袖野美穂 先生
 
専門: 小児科•母子保健
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2012年:金沢大学医学部卒業。
  ・初期研修: 亀田総合病院(千葉県)  
  ・後期研修:国立国際医療研究センター
2018年:アメリカにあるジョンズホプキンス大学院で公衆衛生を学ぶ。
2020年:10月より国立国際医療研究センターの国際医療協力局に所属し、JICAや日本政府・国際機関を含めた多機関の国際医療協力に携わる
2021年:岡山県庁に出向し、県内の新型コロナウイルス感染症対策に携わった。現在は育休中。
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【国境なき医師団としての活動】
ジョンズホプキンス大学院卒業後には、国境なき医師団としてイエメンへの派遣に参加。イエメンでは3つの病院に勤務し、新生児治療や栄養不良児の管理を指導する。また、新生児死亡率が高い原因の調査や、栄養不良児のケア改善等を行う。イエメン北部の紛争下にある病院では、出来たばかりの新生児室で環境整備や現地スタッフの指導を行った。
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袖野先生のプレゼンテーションでは、先生のキャリア形成の他にも国境なき医師団としてイエメンでの活動から、日本とイエメンの文化的な違いまで、本当に貴重な内容を話していただきました。プレゼンテーション後は、参加者から事前に受付した質問を袖野先生に聞く機会がありました。イエメンでの生活や大学院に進学する意義、さらには女性医療人として結婚についての悩みに関する質問を答えてもらいました。
 
国際医療は漠然と興味が持ちやすくも、具体的なイメージがつきにくい分野の中、前線で活躍されていらっしゃる袖野先生の話はとても楽しく、有意義な時間でした。途上国での医療の話や物資の事情など、先生のお話を聞くまでは全く想像がつかないことが多かったのですが、”目の前の人を助ける”という医療の本質に気付かされたように思います。
国際医療を志す上でのキャリアパス、女性ならではの悩みなど、普段の医学部の授業ではなかなか聞けない不明瞭なところがクリアになり、自分自身の将来について考えることができました。
当日の動画は岡山大学内限定でアップロードされていますので是非ご覧ください!
そして、これからもイベントを開催していくので次回も是非ご参加ください!!
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