お知らせ

「西日本医学生学術フォーラム」で医学科５年　三前英恵さんがポスター発表「敢闘賞」「学生賞」を授与されました。

　12月2日（月）に熊本大学にて「西日本医学生学術フォーラム」が開催されました。
　西日本医学生学術フォーラムは，西日本12大学から研究志向のある医学生が指導教員とともに集い，日頃の研究成果の紹介，ディスカッションを通じて，
　大学の垣根を越えて互いの進行を深める研究集会です。今年度，岡山大学からは２年生～６年生の8名が参加し，口頭発表やポスター発表を行いました。
　参加した学生のうち，本学学術研究院医歯薬学域　腎・免疫・内分泌代謝内科学分野で研究を続けている医学科５年生の三前英恵さんが，同分野　松本佳則講師，
　和田淳教授のご指導の下，「自然免疫機構におけるUbiquitin E3-ligase “RNF146”のloss of functionは関節リウマチの病態形成に関与する」の演題名で
　ポスター発表を行い，「敢闘賞」（※１）「学生賞」（※２）を授与されました。
　三前さんをはじめ，今回参加された学生やその他多くの学部生が，学部生のときから研究に参加することができるPre ART制度を活用しています。
　※１　敢闘賞：審査員の投票によるもの
　※２　学生賞：参加学生からの投票によるもの

【本学からの参加者】
（学生）
　・宮崎　貴裕さん（医学科６年）　
　　口頭発表「RNA結合タンパクZFP36のmRNA転写後調節を介したゴナドトロピン分泌制御について」
　　（指導教員：寺坂友博 助教，稲垣兼一 准教授，和田淳　教授）
　・三前　英恵さん（医学科５年）
　　ポスター発表「自然免疫機構におけるUbiquitin E3-ligase “RNF146”のloss of functionは関節リウマチの病態形成に関与する」
　　（指導教員：松本佳則　講師，和田淳　教授）
　・兼城　一媛乃さん（医学科５年）　　
　・奥村　理見さん（医学科５年）　　　
　・山吉　穂さん（医学科５年）
　・加藤　真帆さん（医学科５年）
　・古山　怜奈さん（医学科５年）
　・岩井　貴寛さん（医学科２年）：オンライン参加
（指導教員，引率職員）
　・大橋　俊孝　教授（分子医化学）
　・寺坂　友博　助教（内分泌センター）
　・早瀬　佳子さん（ダイバーシティ推進センター）

 　　
　本学参加者の集合写真　　　　　　　　　　２つの賞を授与された三前さん　

【三前さんからのコメント】
　私は関節リウマチの研究に興味があり，2年生から腎・免疫・内分泌代謝内科学教室で免疫班の先生方のご指導のもと研究活動をおこなっています。
　また3年生からはpre-ART生として大学院の講義を一部先取りで履修しています。
　西日本医学生学術フォーラムでは，光栄にも敢闘賞と学生賞の2つを受賞することができました。審査員の先生方からも参加した学生からも，
　自分がこれまでやってきたことに対して評価を得られたことが大変嬉しく思います。
　フォーラムには岡山大学以外からも医学研究に興味のある多くの学生が参加しました。発表を聞いたり，懇親会で交流したりすることは，
　研究している分野は違えど非常によい刺激となりました。
　岡山大学でも医学研究に興味のある学生がもっともっと増えると，私も切磋琢磨できる仲間が増えて嬉しいなと思います。