医学科紹介
about
学部長挨拶
地域から世界に羽ばたく臨床医・医学研究者を志す皆さんへ
岡山大学医学部医学科のホームページにようこそ。
岡山大学医学部は、明治3年(1870年)4月に岡山藩が設立した岡山藩医学館を起源としています。設立と同時にオランダ人医師ロイトル(Franciscus Johannes Antonius de Ruijter)が招聘され、解剖学の講義が行われました。その後第三高等中学校医学部、官立岡山医科大学の時代を経て、2025年4月には創立155年となりました。ロイトル以来、医学の学びの場が脈々と引き継がれています。
岡山大学は、岡山大学ビジョン3.0(2022~2027)「ありたい未来を共に育み、共に創る研究大学」や岡山大学長期ビジョン(~2050)「地域と地球の未来を共創し、世界の革新に寄与する研究大学」を目標に掲げており、我が国のトップレベルの大学として、世界に伍していける研究大学を目指しています。
その実現のために、岡山大学医学部医学科では医学教育を重んじており、世界に羽ばたく臨床医、医学研究者の育成に努めています。ディグリーポリシー・カリキュラムポリシー・アドミッションポリシーの医学科3ポリシーや、改訂された令和4年度医学教育モデルコア・カリキュラムに基づいて、卒前から卒後まで一貫した教育システムの構築を目指しています。プロフェッショナリズム・行動科学、医学研究インターンシップ、臨床実技入門、基本臨床実習、選択臨床実習のように、医学科が目指す学習到達目標、すなわちディグリーポリシー の構成要素を多く含む講義・実習を重要科目に指定し、パフォーマンス評価(どの程度実践できるか、任せることができるか)によって、6年間の学習到達度を切れ目なく確認しています。
また、医学研究では、岡山大学医学部・岡山大学病院・岡山大学医歯薬総合研究科が一体となって、着々とその基盤が整備されています。「地域中核・特色ある研究大学強化促進事業(J-PEAKS)」のもと、「デジタル田園健康特区(岡山県吉備中央町)」に取り組み、さらに「臨床研究中核病院」、「橋渡し研究支援拠点」、「がんゲノム医療中核拠点病院」としての機能を有し、それをバイオバンクや産学共創活動の促進を展開する「BIZEN-プロジェクト」がサポートしています。また、中国・四国地方と兵庫県西部にある基幹病院58施設で「中央西日本臨床研究コンソーシアム」を結成し、約2万2千床を備えた「メガホスピタル(巨大病院)」体制を構築しています。さらに、岡山医療連携推進協議会(CMA-Okayama)では10病院で、治験・臨床研究ネットワークを形成し、あたかも一つの病院のように治験を受託し、ドラッグロスやドラッグラグを解消して多くの方に有効な新薬が届けられるよう努力しています。
ぜひ、岡山大学医学部医学科の門をたたいていただければと思います。未来の医療・医学を支える皆さんを心よりお待ちしています。
令和7年 岡山大学医学部長 和田 淳